高齢者が骨折する原因と対策

【はじめに】
独立行政法人国民生活センターが平成25年度に行った「医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故-高齢者編-」によれば、高齢者は家庭内で転倒事故を起こすことが多いと言われています。特に75歳を超えると骨折の割合が増えるため、家族は心配することが多くなるでしょう。高齢者が骨折してしまう理由や、骨折しないためには、どのようなことに注意すべきなのかを学ぶことが大切です。

【高齢者は室内で転倒することが多い】

高齢者が転倒し、骨折する場所として多いのが室内です。若い人に比べて高齢者は身体機能が衰えており、すり足で歩くようになります。そのため、室内にあるカーペットや少しの段差でつまずき、転んでしまいます。また、足を踏み外しやすい階段や浴室などでも転倒して骨折することもありますので注意が必要です。 

【視力や目の調整能力が低下することで骨折しやすくなる】

上記ように転倒の原因はすり足で歩くことですが、他にも転倒・骨折を引き起こすリスクはいくつかあります。
高齢者は視力や目の調整能力が低下しますので、外の明るさや暗さに適応するまで若い人に比べて時間がかかってしまいます。また、緑内障や白内障の方はさらに視野が狭くなるため、転倒しやすくなります。

【骨と筋肉の衰えで骨折するリスクが高まる】

年齢を重ねると、骨が丈夫ではなくなって骨粗鬆症になりやすくなり、筋力の衰えも目立つようになります。その結果、高齢者の多くは前かがみで歩くことが多くなり、バランスの悪い歩き方をするため、転びやすくなります。

【骨折を未然に防ぐために】

高齢者が骨折するリスクを防ぐためにできることはいくつかあります。まずは、住宅の環境を整える必要があります。脱衣所の中を整理し、スペースを広く取ったり床に滑り止めが付いているマットを敷くなど、転倒を予防しましょう。
また、転倒予防のために筋力とバランスを鍛えさせることも効果的です。散歩をして足の筋肉を鍛えたり、ストレッチを行って柔軟力を高めたりしながら、バランスの取り方を知ってもらうことが重要です。
ただし、負荷がかかりすぎるトレーニングをさせてしまいますと、逆に転倒や疲労骨折を引き起こしやすくなりますので、それぞれの体に合うトレーニングをさせることが重要です。

【終わりに】

高齢者が骨折しやすくなるリスクと改善方法を述べました。
高齢者の多くは、自分はまだ若いと思っていても、体は衰えています。そのため、一緒に同居する家族は転倒骨折させないために何をすべきか考えるべきです。高齢者が骨折して長期間の入院や手術が必要になったときのために、サポートが充実している民間医療保険への加入も考えておきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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