統計からみる就業不能保険の必要性

【はじめに】
突然ですが、あなたは就業不能保険に入っていますか?
近頃テレビCMなどでもよく見かける就業不能保険。日本では比較的最近の保険商品なので、細かい内容など理解できていない人も多いのではないでしょうか。
今回は就業不能保険の必要性を統計を交えながら見ていきたいと思います。

【就業不能保険とは?】

就業不能保険は、働けない状態が続いた時に、減ってしまった収入面や治療費の支えとなる保険です。また家族がある場合はその経済的サポートにもなります。
高額医療費支給制度やその他の公的医療制度・障害年金、サラリーマンの方は傷病手当金などがあるので「働けない状態が続いても就業不能保険に入るほどではない」と思っているかもしれません。しかし上記の制度には審査や支給上限期間があったり、治療によっては対象外になってしまう場合がありえます。
そういった事態に備えるためにも就業不能保険の必要性は高まっていると言えるでしょう。

【日本での就業不能保険加入率】

生命保険文化センターが出している統計「平成30年生命保険に関する全国実態調査」によると医療保険の加入率は88.5%です。それに対して、生活障害・就業不能保障保険への加入率は12.0%と大分低いことがわかります。
海外と比較してもその加入率は低く、アメリカの就業不能保険加入率は29%(労働人口比)というデータもあります。

【医師ほど感じる就業不能保険の必要性】

就業不能保険の必要性を肌で感じている職業があります。
それは医師です。実に82%の医師が「就業不能保険の必要性を感じている」と答えています。就業不能保険加入者の8.8%が医療業に就いていることもそれを表していると言えます。
日々多くの病気・ケガを診療している医師は、就業不能になった患者の窮状を誰よりも理解しているのでしょう。

【まとめ】

いかがだったでしょうか?今回は統計を交えながら就業不能保険の必要性を見てきました。
ちなみに就業不能保険と似たものとして収入保障保険というものもあります。就業不能保険が「保険加入者が働けなくなったときに、その生活を補償する保険」であるのに対して、収入保障は「保険加入者が亡くなったとき、残された家族の生活を補償するもの」です。混同しやすいので注意しましょう。
働いているときは心身ともに充実しているので、就業不能になったときのことまでは考えられないかもしれません。しかしそういうときだからこそ冷静にあらゆるリスクを見据えて対策を立てていきたいものです。

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