医療の未来形である総合医療の意味とその目的とは?

   

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総合医療とはあまり聞き慣れない言葉ですが皆さんその意味は知っていますか?総合医療とは現在持っている病気に対して治療を行うのではなく慢性的な症状に対して漢方医学やサプリメントなどを組み合わせて総合的に治療をするのが総合医療の考えです。


【総合医療の目的】


総合医療の目的は現在病気を持っている人に対しての治療も行いますが、まだ病気になっていない人に対して予防を促す事が目的になります。
日本には現在約250万人の糖尿病患者がいますがその予備軍は2千万人いると言われています。
このような病気の予備軍にあたる人に対して食事療法や運動やセルフケアなどを勧め病気の予防をする事が大事なのです。
このような指導も総合医療の大切な目的になっており、東洋医学で言う未病をいかにして食い止める事ができるかが最大の目的と言われます。


【今後求められるもの】


日本では昨今大地震や震災が頻繁に起こり、電気や水道、ガス、道路などインフラが寸断され私達の生活は一変しました。復旧までは長い年月がかかりその間にストレスから体調を崩したり、元々の持病が悪化した人も大勢います。
このような事態では透析や投薬が必要であっても患者に届ける事が非常に難しくなり西洋医学の限界を感じざるを得ません。
このような時に一筋の光になったのが総合医療で肌と肌が触れるタッチケアやメンタル面も含めた総合医療が被災地や現場で大変役に立ったのです。
ですから大地震や甚大な震災被害が起こった場合にはインフラを必要とせずに治療ができる総合医療の必要性がとても大きくなるのです。


【総合力のある専門医】


我が国の医療は世界でも有数の診療レベルを誇りながらその反面医師不足に悩んでいます。
その為医療の地域格差や診察料の格差は年々深刻になり医療の質と量には差が生じています。
医療現場では専門医師は減少し、自分の専門以外は診られない医師が増え患者のたらい回しという深刻な現状が続いています。
今後は患者の高齢化がますます進み、一人の患者が抱える疾患数は増える事が予想されます。
私達の未来を考えると今後必要になる医者はあらゆる分野を診療できる総合診療医や総合力のある専門医になります。


【まとめ】


高齢者の増加、多疾患患者の増加に伴い現在のままでは日本の医療は今後益々深刻な状況に陥る事が予想あれます。
10年、20年後に求められる医師は間違いなくあらゆる患者に対応する事が出来て、信頼できる総合診療医になるでしょう。

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