なかなか治らない骨折とその原因は?早く治すために必要な事

   

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骨折をして、軽症の場合は治るまで1か月程度ですが、治りにくい骨折の場合は1年以上経ってもなかなか治らない場合があります。このような場合、どういった原因が考えられるのでしょうか?

 

【偽関節】

一般的な骨折の場合、添え木やギプスなどを使いずれた骨を元の位置に戻す整復治療を行い骨が自然に回復していくのを待ちます。
これに対して、偽関節は手術やギプス固定をしても折れた骨がくっつかない状態で骨折全体の約5~10%の患者にみられる病状です。偽関節はそのまま固まり、あたかも偽物の関節ができたように感じますが、可動域が狭く不安定な動きになったり慢性的な痛みが生じ後遺症として残ります。
治療開始から半年経っても骨がくっつかず、その後数か月しても回復の兆候が見られないなどの場合は、治りにくい骨折と言われています。

 

【原因は】

偽関節の主な原因は、交通事故や労働災害による骨折が多いのですが、中には柔道やラグビーなどの激しいスポーツをしている時に手の付け根などを骨折し偽関節になるケースもあります。手の付け根は、血液の流れが遮断されやすく骨折に気づきにくい部位でもあるため、注意が必要です。
偽関節になりやすい骨折の仕方は、皮膚から骨が飛び出した状態の開放骨折です。この場合、細菌感染が起こりやすく回復に必要な仮骨が形成されにくくなるからです。
手足の円筒状の長い骨や、大腿骨などを骨折した時に多く見られます。
偽関節以外にも、骨折が治りにくい原因はいくつかあります。例えば、手術した時に感染症にかかり骨髄炎を起こしてしまい、骨が難治化してしまうケースがあります。
また、足の骨折で剥離骨折というものがあります。この骨折の場合、骨がくっつくまでに通常の骨折よりも多くの時間がかかり思った以上に治りにくいと感じるでしょう。
剥離骨折は、靭帯の付け根から骨がはがれてしまう状態を言い安静とともに、リハビリも必要になります。

 

【骨折を早く治す為には】

骨折をしたら毎日の生活にも不自由が生じますし、家族や周りの人にも迷惑をかけてしまいます。早く以前のように元気になって、自由な暮らしを取り戻したいと願うのは当たり前の事です。
骨折を早く治す為には、整復、固定とともに重要になってくるのがリハビリです。筋肉を全く動かさずにベッドで安静にしていると固定を外すころには、筋肉量が減り筋肉は細くなってしまいます。
筋肉を増やし、その機能を回復させる為には早期から指導員の元で積極的にリハビリを行う事が大切です。

 

【まとめ】

骨折する部位や状態によっては、治りにくいケースもあります。特に高齢者の場合は、そのまま寝たきりになり介護が必要になるケースも多い為、早い段階からリハビリを行う事が大切です。

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