医療保険の点数の決め方!診療報酬引き下げで起こる問題とは

   

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医療保険を使い病院で診療を受けた時には医療の価格と内容によって診療報酬というものが適用されます。これをもとに私達は病院の窓口で自己負担額の医療費を支払う事になるのです。

【点数の決め方】

診療報酬は医療保険から医療機関に支払われる治療費の事を言い1点10円としてそれぞれの医療行為によって点数が決められています。医療の価格だけでなくリハビリ(集団療法)は月160分までガンの検査は1回だけなど医療内容についても規定があります。診療報酬点数の例としては下記のようなものがあります。

・初診料(診療所) 医科270点 歯科180

・皮下注射(通院) 18点+薬代

・心電図検査    150

・盲腸の手術    6420

など診療内容や医療行為によって点数は様々です。

【診療報酬点数表の種類と区分】

診療報酬点数表は以下の4つの種類に分けられています。

・医科診療報酬点数表

・歯科診療報酬点数表

・調剤報酬点数表

・診断群分類点数表

一般の病院など出来高払い方式では医科診療報酬点数表と歯科診療報酬点数表が適用されます。これに対して特定機能病院や療養病床包括払い方式の場合は、診断群分類点数表と医科診療報酬点数表が適用されます。これ以外に保険薬局などでは調剤報酬点数表が適用されます。このようにそれぞれの医療行為や内容によって適用される診療報酬点数表が違うのです。

【診療報酬の引き下げからくる問題】

20024月に診療報酬の引き下げがされました。これによっていくつかの問題点が発生しています。例えば入院期間が180日を超える場合月45万円の保険外負担が発生するようになりました。また大学病院等で受診をする場合には差額ベッド代などの特別料金が徴収されるようになりました。この他にも訪問歯科診療に制限がかかるようになったり、透析患者の食事代がカットされるなど医療費引き下げにより患者が受ける医療行為の削減や医療費負担が大きくなりました。

【まとめ】

1979年以降医療費に対する国の国庫負担は減り反対に保険料や窓口負担は増え家計の負担は年々増加しています。これからも加速していく高齢化社会に伴い医療費は増加していくでしょう。このような日本が抱える問題を私達はそれぞれの問題として捉え危機感を持って行動していかなければいけません。そのためには国民一人一人が医療費を削減する為にできる事をしていく必要があります。例えば予防策として食生活や生活習慣に気を付け健康に気を配る事や、定期的に検査を受け病気の早期発見、早期治療を心掛けることなどがあります。このように一人一人の小さな心がけで国の医療費は削減できるのです。

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