胃粘膜下腫瘍とはどんな病気?症状や原因を知って予防しよう

   

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胃の粘膜の深層部分にできる腫瘍を総合して胃粘膜下腫瘍と言います。良性のものから悪性のものまで様々な種類があり治療法や症状もそれぞれです。胃粘膜下腫瘍について詳しくみてみましょう。

【胃粘膜下腫瘍とは】

胃粘膜下腫瘍とは胃の粘膜層よりも深いところにある胃壁内の病変によって粘膜が突出した隆起の事を言います。大きなものになるとくぼみや潰瘍がある場合もあります。腫瘍が小さい場合は症状はあまりなく、多くの人は自覚症状がないまま検診などで偶然発見されるケースが多いと言われています。悪性の場合は腫瘍が崩れて出血をし、吐血や下血の症状から病気に気が付く人もいます。

【検査と治療】

一般的には胃のX線造影検査や内視鏡検査で診断をします。表面に潰瘍ができている場合は病変の一部を採取して生検をする事が出来ますが多くの場合胃の粘膜層の下にある為生検ができないケースがほとんどです。ですから超音波内視鏡検査で病変の性質を調べて診断をします。腫瘍の大きさが4~5センチ以上の大きなものになると悪性である事が多く手術を行いますがそれよりも小さい場合は経過観察をします。しかし経過観察中に腫瘍が大きくなったり形態に変化があれば手術になる事もあります。手術は胃の部分切除術が行われ浅い層にある場合は内視鏡での摘出が可能なケースもあります。

【胃粘膜下腫瘍の予後は】

予後は腫瘍の大きさや核分裂像などから再発の可能性が高いかどうか判断がされます。また胃粘膜下腫瘍は肝臓などの臓器へ転移する可能性が非常に高く術後も経過観察が必要になります。悪性の腫瘍である可能性が低い場合でも半年に一度は定期検査を受けるようにしましょう。また手術が不可能な場合や転移、再発を起こした場合は腫瘍の成長を抑えるのに効果が高い分子標的治療剤を使用する事になります。

【自分に合った治療法を選択】

今は昔のように治療を全て担当医に任せるのではなく、自分の希望を伝えた上で一緒に治療法を選んでいきたいという患者さんが増えてきています。腫瘍と聞くと治らない、再発するという絶望感が患者さんを襲いますがこのように前向きに自分の病気と向き合い治療法を調べ自分に合った治療法を考える事は患者自身の満足感にも繋がります。治療法を選択する上でまずは自分の病気についてよく知る事が必要です。その為には担当医の話をよく聞き気になる事やわからない点は質問をしたり相談する事が大事になってきます。

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