肺水腫ってどんな病気?肺うっ血が進行すると肺水腫を発症

   

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肺うっ血とは肺を循環している血管の中の血液量が多くなっている状態の事を言います。この状態が進行すると肺水腫を発症し、血液中の液体が血管の外にしみ出し肺に溜まった状態になります。それでは肺水腫について詳しくみていきましょう。

【肺水腫とは】

肺水腫は字のごとく肺に液体が溜まった状態を指しその結果酸素をうまく取り入れる事ができなくなりひどくなると呼吸困難を起こします。肺には小さな袋状の肺胞と呼ばれるものがありこれによって酸素を体内に取り入れたり、逆に体内の二酸化炭素を外へ送り出したりする働きがあります。こうした交感が正常に行われているのが健康な肺の状態であると言えます。しかし肺水腫になった場合は肺胞の周りの毛細血管から血液の液体成分がにじみ出て肺胞内に溜まります。これが肺の働きである交換の弊害になり酸素をうまく取り入れられなくなってしまう為、低酸素血症を引き起こし呼吸困難になるのです。肺水腫が重症化すると呼吸困難になり最悪のケースでは死に至る事もあるとても危険な病気なのです。

【なぜ呼吸困難になるの?】

肺水腫を発症すると息が苦しくなり呼吸困難になります。肺には多くの毛細血管がありここに小さな穴が開いています。この穴から血液中の水分は、しみ出して周囲の細胞に栄養を与えます。正常な体ですと、しみ出た水分は老廃物などと一緒に回収されるのですが肺水腫を発症している場合は回収が間に合わなくなりそこの液体が溜まったままになってしまいます。これによって肺が水浸しの状態になり呼吸機能に障害が出るのです。

【肺水腫と胸水の違い】

肺水腫によく似た病気で胸水があります。胸水も肺に水が溜まる病気ですが胸水は肺の外に水が溜まります。また胸水は右心不全の徴候です。これに対し肺水腫は左心不全の徴候で肺胞内に水が溜まり肺の中が水浸しになる病気です。胸水は肺や胸膜に障害があると異常に増加します。また炎症がある時に病巣から出る滲出液と、毛細血管からでる漏出液の2種類があります。症状は息切れや胸痛があります。肺水腫は心臓病などの心臓疾患やその他の原因で起こり肺から滲出液がでて低酸素血症になり呼吸困難になる場合が多いです。

【まとめ】

肺水腫の主な症状は呼吸困難ですがこのような症状が出る前には前兆として血圧の上昇、胸の圧迫感、咳やくしゃみが頻繁にでる、呼吸が速くなるなどの症状があると言われています。しかし心臓疾患などがある人は急に肺水腫の症状がでる事もあり周囲の人も注意が必要です。いつもと違う呼吸や息切れを感じたら肺水腫の可能性が高いかもしれませんので早めに専門医を受診して早期発見・早期治療を行うように心がけましょう。

 

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