乳がんが最も進行している事を表すステージ4の状態や治療法

   

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がんの進行度を表すステージは4つに分類され最も進行しているがんをステージ4と言います。乳がんのステージ4をさらに2つに分けて詳しく見てみましょう。

【乳がんのステージ4について】

ステージ4を遠隔転移が認められたものと、乳がんが再発したものに分けてみてみましょう。
(遠隔転移が見られるもの)
がん細胞は正常な細胞よりも分裂速度が速く乳腺や乳房にとどまっていたものが血流に乗って他の組織や血管、リンパ管などに侵入していきます。このようにがん細胞が新たに他の場所にできる事を転移と言います。一度転移してしまうと手術で腫瘍を切除しても完治する事は困難だと言われています。

(乳がんが再発した場合)
以前乳がんになり手術した乳房や脇のリンパ節にがんが再発する事を「局所再発」と言います。もし以前手術した部分の反対側にがんが発生した場合は新しくできたがんか、前回切除しきれなかったものが転移したのか調べる必要があります。もし前回のがんが転移した場合他にも転移している可能性があるからです。

【治療法】

治療法も上記の2つによってそれぞれ違います。
(遠隔転移が見られるもの)
この場合は化学療法、ホルモン療法、放射線療法を行います。化学療法は、抗がん剤を使用しがん細胞を死滅させる方法で乳がんにおいては化学療法が効果的だと言われており腫瘍が小さくなることが期待できます。しかし一方で抗がん剤は他の細胞も攻撃しますので吐き気や、脱毛、白血球、血小板の減少などの強い副作用があります。ホルモン療法は化学療法よりも副作用は少なくて済み患者の負担を軽減するメリットがあります。使われる薬剤は閉経しているかどうかで変わってきます。分子標的薬と言われる治療法は治療を希望する細胞のみに作用するため化学療法のように他の正常な細胞への攻撃がなく副作用も少ないのが特徴です。

(乳がんが再発した場合)
ここで大事なのは再発または新しくできたものか、前回のがんが転移したものなのかを調べる事です。もし単発のがんの場合は進行度に合った治療法を行います。転移したがんの場合は上記の治療法を組み合わせて治療を行います。

【生存率】

遠隔転移をしている場合はがんを全て切除し完治する事は困難ですのでがんの進行を遅らせる延命治療が目的になります。遠隔転移をしている場合の生存率はとても低く5年生存率は約30%、10年生存率は約10%と言われています。

【まとめ】

ステージ4ではがんがかなり進行していると思われ終末期医療と言われる痛みを軽減する治療法が行われるようになります。家族との残り少ない時間を有効に使い、治療も痛みの少ない緩和治療が多くなります。症状の進行に伴い最後に自分がどのような治療法を望むのか家族や医師としっかりと話し合う事が必要になってきます。

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